13.小太り型

 

 

割と小柄で、筋肉の上に少し脂肪が付いて、ずんぐりとした体型。角張った顔と丸顔の中間のような輪郭で、太っているほど丸顔に近い。

 

 

小太り型の性格

 

小太り型に当てはまる性格の傾向を、内顕性気質と言います。 内顕性気質は、内向型顕示性気質を略した呼称です。自己顕示性が強い性格でありながら、内向的な性質のある性格です。普段は割と大人しく、基本的には人見知りでシャイな性格です。しかし、人に注目されたい願望を持っているので、人が集まると人の目を自分に惹きつけようとするかのように喋りだします。面白いことを言って場を盛り上げようとする、ひょうきんなサービス精神があります。

 

日常的にフラストレーションを感じていて、ネガティブな感情を抱いていることが多く、頻繁にブツブツと不平不満を言っています。それは、内向的な性格で、自己顕示性がなかなか発揮されないことからくるようです。本当は短気ですが、怒っている気持ちを表面に出さずに根に持つことがあります。

繊細で敏感であり、人と自分をよく比較します。それは自意識が強く、自分の人気や立場が常に気になっているので、自分と比較して人の事も気になるからです。根本的に自分に自信がないので、劣等感や嫉妬心を感じやすい性格です。

後ろ向きな考え方をするので、過去の事を気にする傾向があります。その為、人の過去の事も気にするので、「あの人は昔はこうだった」というような噂話を好んでします。

 

自分と比較して、人を強いか弱いかで判断します。小柄な人は、概して小心な傾向があります。見た目に左右されるので、強そうな人や怖そうな人には逆らわずに、長いものに巻かれます。自分より強い者から危害を加えられた場合は反撃はせず、相手にはあまり文句も言いません。立場が上の人には、陰口を言いながらでも一応は従います。つまり、勝てない勝負には最初から挑もうとしません。

 

自分よりも劣っている人や運の悪い人など、優越感を感じられる対象の人物と自分を比較することにより、一時的に劣等感から解放されます。この感情は他者と比較することで、自分は人より優れていると自覚する勝ち誇るような優越感ではなく、自分より劣っている人がいると自覚する安堵感を得られるような優越感です。優越感を感じる為に、気の弱い者に対して見下して威張ったり、憂さ晴らしをする為に虐めてしまう場合もあります。つまり内顕性気質は、人を自分よりも負かすことで優越感を感じる傾向があります。普段比較して優越感を感じている対象が、自分より勝っていると思ったり、自分より認められていると感じる時は、その現実を許容しがたいようです。許せないと思った時には、陰口を言って相手の評判を落としたり、我慢できずに嫌がらせをしてしまう場合もあります。しかし気が小さいので、必ずしも自分より下の立場の人に強い態度をとる訳ではありません。周りの人から認められたい気持ちは強いですが、シャイな性格なので、小さいグループを作りそこで主導権を握ろうとします。

 

しっかりしている面もあって、お金にこだわります。ケチな人が多くて、あまり奢ったりしない方ですが、自分を慕ってくる者には面倒見がいい。責任感が強く、与えられた仕事を無難にこなします。そして権謀術数に長けています。臆病なので、自分は表に出ないで、人を使って目的を果たそうとします。執念深い性格で、目的を達成する為なら、諦めずに忍耐強く努力します。